Moonridersの楽曲をテーマにした「9月の海はクラゲの海」展に参加しています!本日最終日お見逃しなく!

日本の誇る`70年代から活動するロックバンドMoonriders。その1986年のアルバム『Dont’s Trust Over 30』の2曲目「9月の海はクラゲの海」。曲は岡田徹さん、詞はサエキけんぞうさん。

個人的に岡田徹さんとのご縁があり、今回の展示は敬愛するレジェンドイラストレーターや大大先輩のグラフィックデザイナーの方々と招待作家として参加させていただきました。

今回は、イラストレーターの川田知希さんにビジュアルをお願いし、いっしょに作り上げました。ぜひ会場で触れてください。そのほかにも映像や音源など幅広い展示となっています。

9月の風を受けながら、吉祥寺に足を伸ばしてみませんか? リンク先のYouTubeでも聴きながら♪

「9月の海はクラゲの海 ・everything is nothing」展覧会 

[出展作家]
ひな、福本花江、アルチュール千田、アキタマリ、中丸大輔、よしか、永野 俊也、高階 麻実、えはたゆうた、ヤマグチレイコ、桜井 貴、ヨシダシンヤ、菅 ナオコ、村山裕美 、なみもり、上雪 湊、Aketa Mino、HAHAHANO.LABO、
高橋眞理子、YOUCHAN、山下以登、赤刎千久子、梅村昇史
[招待作家]
眼福ユウコ、真舘嘉浩、市川晋二、武内秀光、吉﨑達夫 feat.川田知希、荒井理恵、
テノリエリ、つつみ あまね、ようなぴ、さべあ のま、矢吹申彦(敬称略、順不同)

⭐️ イラストレーター川田知希オフィシャルサイト
https://unsungfeat.com

昨年プロモーションに関わった映画作品が、この秋閉館する有楽町スバル座でフェアウェル上映されることになりました。

昨年、エストレージャス ワークスが、クラウドファンディングのディレクションとプロモーション、ツールやメディアを制作したふたつの映画が、この秋閉館する有楽町スバル座で映えある最終上映作品の中に選ばれました。

● 『二宮金次郎』

五十嵐匠監督、主演 合田雅吏 、田中美里、柳沢慎吾さんたちが熱く、江戸時代のイノベーター 二宮金次郎の物語を紡ぎます。ポスターやパンフレットはアートディレクターの加藤英一郎さん。浅葉克己さんのプレミアムポスターも劇場で販売しています。

熱いスクリーンをぜひご覧ください。上映は今週末です。お急ぎください。

[上映スケジュール]
スバル座の輝き –特別企画編–
9月8日(日)「二宮金次郎」11:15(上映後舞台挨拶) 13:50
9月9日(月)「二宮金次郎」11:30 13:50
9月10日(火)「二宮金次郎」11:30 13:50 

⭐️ オフィシャルサイト
https://ninomiyakinjirou.com/

● 『シンプル・ギフト 〜はじまりの歌声〜』

場所はアフリカ・ウガンダのエイズで親を失くした孤児たちと東日本大震災の孤児たちが、NYブロードウェイの舞台に立つまでを追ったドキュメンタリー映画。監督の篠田伸二はこの映画のために、テレビ局のプロデューサーの座を投げうち、世界を飛び回って製作しました。

この映画のこけら落とし上映はスバル座でした。熱い6月の日、階下の昭和な喫茶店で支配人の方と打ち合わせしたのが、懐かしく感じます。

この映画ではクリエイティブ・ディレクション、クラウドファンディング・ディレクション、ロゴ、ポスターやチラシ、パンフレット、Webサイト、SNS、顔出しパネルなどおよそ思いつく映画宣伝のツールやメディアを制作しました。

[上映スケジュール]
スバル座の輝き ~メモリアル上映~
10月9日(木) 11:00

⭐️ オフィシャルサイト
http://simplegift.jp/

🌟有楽町スバル座🌟🌟
https://subaru-kougyou.jp/movies/


一昨年、昨年は、この二本の映画と過ごした1年でした。監督をはじめ、俳優のみなさん、スタッフのみなさん、宣伝・配給会社のみなさん、劇場支配人ほか劇場スタッフの方々、映写機の向こうの憧れの幻灯を覗く素敵な時間をプレゼントしていただき、ありがとうございました。

また、映画の公開トークショー『アレ☆アレ☆シネマトーク』で、ロバート・ハリスさん、佐々木誠監督 他、出演者・ゲストの方に、毎回のように宣伝の時間をいただいた、ご厚意は一生忘れません。

今後もこの2作を応援して行きます。そして、現在のメイン拠点・九州でも上映できるよう私設宣伝マンとして広めて行きたいと思います。今後ともこの映画たちをどうぞよろしくお願いいたします。

『My Favorite Things 〜わたしのお気に入り』ポスター展に参加します。

明日、11月26日月曜日から『My Favorite Things 〜わたしのお気に入り』ポスター展が、千駄ヶ谷のランドリーグラフィックスギャラリーで始まります。

「そうだ京都行こう」のCMでおなじみの「My Favorite Things 」(オリジナルは映画『サウンド・オブ・ミュージック』の挿入歌)をテーマに、ミュージシャンとコラボするエキシビションです。今回のミュージシャンは、`90年代渋谷系ムーブメントの中心いてその後世界進出も果たしたピチカートファイヴの野宮真貴さんです!

ピチカートファイヴ〜野宮真貴さんといえば、グラフィックデザイナーとしては、CDなどのデザイン/ビジュアルディレクションの信藤三雄さんの仕事を意識しない訳にはいきません。僕も`90年代憧れと嫉妬に似た感情をもって信藤さんのアートワークに接していたことを思い出します。そんな渋谷系全盛の時代からもう20年も経ち、今の等身大の野宮真貴さんを定着すべく、色鉛筆でピースで鮮やかな世界を書き上げるイラストレーターの船越加那さんとイメージを練り上げました。

そのイメージは会場で、その目でお確かめください!

展示は、私が参加するポスター展の翌週にはレコード・ジャケット展が始まります。そちらは「My Favorite Things 」の他に近年野宮さんもカバーした小沢健二さんの「ぼくらが旅に出る理由」も入った両A面的な展覧会です。こちらもよろしく!

吉﨑の在廊は不定期ですが、ぜひ足をお運びください。


わたしのお気に入りポスター展
11.26[Mon] ⇒ 12.1[Sat] 13:00 ⇒ 20:00 最終日は17:00まで

今回で4回目となるMy Favorite Thingsポスター展。
ライブポスターをテーマに制作されたB2ポスターがずらりと並びます。
今年のイメージアイコンは、ミュージシャンの野宮真貴さんです。

野宮真貴 :「ピチカート・ファイヴ」3代目ヴォーカリストとして、90年代に一斉を風靡した「渋谷系」ムーブメントを国内外で巻き起こし、音楽・ファッションアイコンとなる。2017年はデビュー36周年を迎え、“野宮真貴、渋谷系を歌う。”シリーズを発表し話題に。

illustrator 天野綾乃/鹿毛英子/片山なのあ/柴崎早智子/竹永絵里/服部純栄/陽菜ひよこ/藤原飛鳥/船越加那/宮本和沙/モリナオミ
graphic designer 大滝奈緒子/小口智也/小幡悦子/折原カズヒロ/黒川聡/畑中猛/堀内肇/松山信一/宮坂佳枝/吉﨑達夫/吉林優


💄 野宮真貴さん オフィシャルサイト
http://www.missmakinomiya.com

⭐️ 船越加那 オフィシャルサイト
https://www.funakoshikana.com

⭐️ ランドリーグラフィックスギャラリー
http://www.laundry-graphics.jp/gallery/exhibitions/181126.html

『地球はともだち 環境ポスター展 2019』に出展しています。

現在、市ヶ谷の山脇ギャラリーで開催中の『地球はともだち チャリティカレンダー展+環境ポスター展 2019』にイラストレーターの岩野睦美さんとコラボしたポスターで出展しています。

環境デザイン研究所が主宰する地球と環境をキーワードにした歴史ある展覧会、1年ぶりの参加となります。実は今年参加したのには理由があります。あの暑い夏、事務所の片付けをしていた時に20数年前の資料の中から、当時同じデザイン事務所に勤めていた森泉匡さん(モンちゃん)と環境デザイン研究所の村上さんがコラボしたこの展覧会のアートカレンダーを偶然発見し、何か因縁めいたものを感じたからなのです。

今年は例年にないハードワークの中、年内の展覧会もすでに3つほど決まっていたのですが、何かかたちにしたいと思い、なんとかスケジュールに押し込みました。

作品のテーマは初参加の2016年と同じ、人が地球環境を語る時の欺瞞的な側面にスポットライトを当てることをテーマにしました。僕が感じる欺瞞とは、例えばマイクロプラスチックなどの環境汚染についても、地球やその遠大な歴史から見たらどうということのないこと、魚を捕食する人が生きていく上で困るから便宜上、地球上の生き物が危ないと言っているけれども、生命も種も個もDNAの乗り物でしかなく、そこに悲しみを感じるのは人間の一方的なセンチメンタルでしかないのではないかということです。岩野睦美さんはそのテーマを、アンニュイな女性と猫を主人公にPOPでCuteな世界観で表現してくれました。

B全のポスターが並ぶギャラリーは壮観です。また、チャリティーのカレンダーも販売しています。*カレンダー展には参加していません。

会期中は在廊が叶わないのですが、本日10日(土)、15時半〜17時半のレセプションパーティーには出席します。JR市ヶ谷駅から歩いて3分ほどの場所です。ぜひ散歩がてらおいでください。

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★ 地球はともだち2019チャリティーカレンダー+環境ポスター展
 
会場:山脇ギャラリー
   〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21
会期:2018年11月7日(水)〜11月13日(火) ※11日休館
   11:00〜18:00 ※初日7日は14:00から
            ※最終日13日は14:00まで。
   ◉来場者パーティ:10日(土)15:30〜17:30

『地球はともだち』を共通テーマにしたチャリティーカレンダー展・環境ポスター展を今年も市ヶ谷・山脇ギャラリーにて開催します。様々なジャンルのクリエイターによる環境ポスター展示と、内11名(グループ)によるチャリティーカレンダーを展示・販売。展覧会会場での売り上げは東北3県(岩手県・宮城県・福島県)に、カレンダーと共に寄贈します。

【参加作家】※五十音順
◉はカレンダー出品者 ◯は鈴木泰子カレンダーグループ
◯相田英子/池田秀夫/伊藤優子/今村彰宏/岩田雄二/梅原聡/大橋彰 /◉小笠原有子/◉小川航司 /長部透/笠井則幸/◉加藤英一郎/佐々木ゆたか/◯白谷泉/◯鈴木泰子/瀬口久美子/高木はるみ/大道信子/◉田智然/◉なかがわみさこ/◯中川恭子/◉中島安貴輝/永田まさお/新倉サチヨ/のだかおり/野田和美/袴田一夫/◉浜崎ゆう子/◉浜野史子/浜畠かのう/PATA/ネリサ・フェルナンデス/◯深谷友紀子/藤原ユカ/まゆみん/儘田能光/ミズキハナ/光家有作/武藤修/◉村上祥子/本山浩子/◯栁下由紀子/矢崎博昭/山口一彦/山﨑たかし/吉﨑達夫+岩野睦美/◉吉田修一/李涛/渡辺龍哉/わちこ


★ 地球はともだちオフィシャル Facebookページ
https://www.facebook.com/tiqtomo/

★ 山脇ギャラリー
https://yamawaki-gallery.com

★ 岩野睦美
http://iwanomutsumi.webcrow.jp

カッコイイデザインは窓から捨てよ

エストレージャス_ワークスは、ブランディングに関連したお話をいただくことが多く、そのプロセスで経営者や決裁者の方の経営や事業の課題を共有することが多々あります。また、単発案件でも問題点を洗い出しているうちに、これはブランディングから見直さないと…、となることもよくあります。

さて、昨日は、久しぶりに元アップル・ジャパン社長の山元賢治さんの方の経営者向けの勉強会に参加しました。なかなか時間が取れず、行けずじまいでしたが、昨日も示唆に富む話題が多く、クリエイティブ業務を行う上でもとても多くのヒントが隠されていたと感じました。

例えば、山元さんの提唱する経営者の基礎体力として、例え出身が技術者畑であったとしても、コミュニケーション能力があること、バランスシートや損益計算書が読めること、経済や国際政治と軍事・宗教についても知見があることが挙げられます。特に国際政治や軍事・宗教は自分の主張・主義は置いておいて、世界がどのようなパワーバランスで動いているか冷静な目を持っていないと、海外進出や海外スタッフとのコミュニケーションで支障をきたす芽になりかねないというもの。

宗教で言えば、今やイスラム教への理解は、東南アジア諸国とビジネスする上で、避けて通れないものです。食品のハラール認証(イスラム教の禁忌をクリアした食品に与えられる認証制度)の対応企業ついては、日本でも多く見かけるようになってきました。

このような視点は、クリエイティブ職についても言えることだと日々感じており、以前からもアートや最先端の表現、映像、音楽に目配りしつつ、広告表現・技術トレンド・マーケティング手法をチェックしながら、日経その他、海外のニュースソースで政治・経済を俯瞰してきました。

そうすることで、経営者視点の感覚を取り入れ、表現に流れすぎない、ミッションを実現できる効果あるクリエイティブを制作してきたと考えています。

センスがよければ、また経験を積めば、カッコイイデザインはできます。その上でどう企業の経営課題や事業課題を解決するかがデザインの本来の役割です。それは、単発案件だけでなく、経営課題にともに取り組み、クライアントと10年以上の長きに渡り信頼関係を築いている、エストレージャス_ワークスだからこその強みと考えています。

COMMUNICA
https://communica.co.jp

事務所独立記念日

21年前の今日、1995年それまで働いていた、デザイン事務所/代理店を辞め、YZ/Dの屋号で活動を開始し始めました。当時はWebデザインが産声をあげ、デザインの現場にコンピューターが浸透し始めていた頃。

このブログでは、ブランディングやデザイン、クリエイティブにまつわることを書き連ねてゆきたいと思っています。

独立してから21年、エストレージャス_ワークスとしてのこれからの歩みもここで刻んでゆきたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。